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ごちそう攻め

白山市から再び金沢市へ。

駅で地元のTさんと別れ、しばし土産物の物色です。
友人は観光客用ではなく、地元の老舗が並ぶ一画に案内してくださった。
でも迷いましたねぇ。

日もとっぷり暮れたころ友人は、とある料理屋さんの前で、
「ここここ。さ、入って」と戸を開けた。
「えっ?」と戸惑う私に、「予約してあるのよ」

もうサプライズの連続です。

案内されたのは蓮根(れんこん)料理の「はす家」さん。
img089.jpg

金沢のうまいもんといえば日本海の魚とばかり思っていた私、
蓮根もか!と、もうびっくり。

この日の特別メニューです。

CIMG4188.jpg

もうね、次から次へとご馳走が運ばれてきて、
それがまたおいしいのなんの。

いつもならさっそくお料理の写真を撮るのに、
この日はそんなことは吹っ飛んじゃって、ひたすら舌鼓です。

繊細な味、美しい盛り付け、隙のない組み合わせ。
夢のようなひとときです。

代わりに友人が「証拠写真」を撮ってくれました。

手前の椀が「治部煮」、その向こうに見えるのが「のど黒塩焼き」です。
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「治部煮」には鴨肉、生麩が入っていてトロッとした口当たり。
「のど黒塩焼き」は、脂ののりが上品でクセがなく、刺身とはまた違う風味。
これをレモンと大根おろしでいただきました。

加賀・小坂れんこんの「はす蒸し」、ふわっふわで微妙に魚の味がします。
これも初めて食しました。なにもかも初めて。
自分の食生活がいかに貧しかったか思い知らされました。

こちらは、
金沢出身のヨリックさんが送ってくれた治部煮と甘えびの写真です。

治部煮 甘エビ

金沢へ出発前、逆流性食道炎で胃カメラを飲んだことなどコロッと忘れて
ひたすら食べまくりましたが、
天ぷらが出てくる頃には、さすがにもう入らない。

友人から「しらこの天ぷらは絶品よ」と言われて、
「では一つだけ」と口に入れたら、これがまたおいしいのなんの。
クリーミーで、とろ~っ。
で、欲がでてもう一つ、頬張りました。

あとに控えているのが「カニ雑炊」と「五郎島金時いもプリン」です。
これも食べなきゃ、〆になりません。
とうとう「しらこの天ぷら」の残り一つは、断念してしまいました。

金沢へは、お料理を食べにくるだけでも価値があります。
もうね、本当においしい。

こちらはヨリックさんが送ってくださった「かぶら寿司」の写真です。

かぶらずし

静岡へ帰ってから、あの天ぷらが忘れられず魚屋で「しらこ」を購入。
天ぷらにしたいのはやまやまだったけど、友人から、
「油がはねて大変よ」と言われていたので、煮つけでいただきました。

これはこれでおいしかったけれど、残してきた「しらこの天ぷら」のあの一つ、
なぜ無理してでも食べなかったのかと、
未練がましくも、深く後悔したのでありました。


<つづく>
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非公開コメント

おはようございます

素晴らしい友達を持って幸せですね。
こんなに歓待されて大満足ですね。

あ、食べ物の恨みは・・・根にもってますね。
まあ、無理して食べなかったのは仕方がありませんね。
私も今は、年齢とともに少食になっていますので、
同じような事になるやも。

今回も見ていて、唾が出てきましたよ!

おいしかったですよ~

本当に私、幸せですね。

行く前は医者から「これ持っていけ」って、胃腸薬渡されましたが、もう全然必要なかったです。私の胃腸,ゲンキンなもんですね。

しらこの天ぷら、あれ、本当においしかったんです。
一個がまた大きくて、カラッと揚がっていて。
二十歳のころ、ガイドブック片手に東京のうまいもんのお店をほっつき歩きましたが、また始めようかなと思っています。

なにしろ諸先輩方から、
「歩けるうちが花、食べれるうちが花」と言われていますので。

蓮根

金澤市街の北西に当たるところに、河北潟という(池(というか沼というか)のがあって、そのあたりは湿地帯ですから蓮根が採れるのです。JR東金沢のちょっと東のあたりが小坂。
そこの蓮根がオイシイ。
五郎島金時はサツマイモの中でも一種のブランドでして、昨年、驚いた事に浜松市のワルツという珈琲屋(珈琲豆や器具などを売る専門店)に五郎島金時が売っていました。見つけたらすぐ買うのです。今年、CO-OPの店でやはり五郎島金時が売っていたのですぐ買いました。
ノドグロは浜松では手に入りません。ワタクシは金澤へ行ったときには近江町(有名な市場)にある魚専門の料理屋でまず食べて、土産に生のを買います。
鱈のしらこは生で食べます。お刺身と同じように。
治部煮は今ではどの料理屋でもホテルでも、金澤名物料理、ということで出てきます。「すだれ麩」というのが入っているのが特徴。
まだまだ美味しいものがありますよ。
冬は能登のブリ。鱈の昆布〆。
春はいさざの踊り食い。さくらうぐいの甘露煮。犀川でとれる「ごり」の料理いろいろ。金澤市の南の山地、別所のたけのこ、
夏はどじょうの蒲焼き、フグのぬか漬。なすびのソウメンかけ。
輪島のお菓子である柚餅子。
秋はなんと言っても北から渡ってくる鴨の鍋。
四季それぞれ美味しいものがいっぱいあります。どうぞ何度でも金澤詣食べ物惚けにいってらっしゃい。

ほんとに!

金沢はおいしいものがいっぱいですね。
そういえば友人が、鴨猟の鴨の写真を送ってくれました。
こんな豊かな自然の恵み、原発なんかで汚されたら泣くに泣けません。
プロフィール

雨宮清子(ちから姫)

Author:雨宮清子(ちから姫)
昔の若者たちのスポーツ「石上げ」に使われた「力石(ちからいし)」の歴史・民俗を調査研究しています。今、「力石からバーベルへの道」を書いています。

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