「日本海」をいただきました

到着早々案内されたのは、お寿司の「太鼓鮨」です。

静岡を立つ前、
「お昼は新幹線の中ですませていきます」と伝えたら、
「それは困る。ちゃんと予定に入れてあるから食べずに来てね」と。

町では期間限定の食のイベント「フードピア金沢2018」を開催中。
その中から友人が選んでくれたのが「太鼓鮨」だったのです。

このお店は、
「冬の金沢 うまいもん巡り」の「寿司部門」に紹介されていました。
(下段右端)

img083_20180221113756aa7.jpg

昼飯時を過ぎていたせいか店内は私たちだけ。
ちょうどオリンピック・フィギアスケート、羽生クンのフリー演技が始まるところで、
友人も店の女将も熱狂的に応援。

私はもっぱら職人さんが握ってくれた目の前のお寿司に集中。
マダイ、ヒラマサ、甘えび、バイ貝、白イカ、マグロ、ブリ、穴子。
パクリと食べるたびに、タイミングよく次の握りが置かれていく。

ヒラメのエンガワ、これは私の大好物。本物はなかなか食べられない。

そしてノドグロ。
このときばかりは友人もテレビから目をそらして、
「これがノドグロよ」

img083 (2)

うん、おいしい! 
上品な脂の乗りとほのかな甘み。
味の余韻を舌から脳へインプット。おいしい体験は忘れません。

日本海の地物ばかり。
以前、当地のお寿司を食べた富山からの客に言われたっけ。
「太平洋の魚は身がユルユルでしまりがない」と。

食べ比べてみれば確かに、
こちらのネタはどれもギュッと身がしまって歯ごたえが違う。

ほどよいシャリごと「冬の日本海」を頬張る。
おいしさがジワッと広がる。甘えびは甘えびらしく、ブリはブリらしく。

寿司という指先でつまめるほどの小さな世界をひたすら楽しんでいた私。
気がつけばテレビは、
金銀銅の羽生、宇野、フェルナンデスが抱き合うシーンに変わっていました。

      ーーーーー◇ーーーーー

羽生結弦選手にちなんだお話を一つ。

その名も「弓弦羽(ゆづるは)神社」
名前が似ているところからファンの絵馬がたくさん奉納されていて、
羽生クン自身もここへ4回も必勝祈願に訪れているとか。

で、ここには有名な力持ち力士の力石があるのです。
3個あります。そのうちの一つ(真ん中の石)をご紹介します。

東灘区弓絃羽の森・弓絃羽神社1
神戸市東灘区御影町  写真提供/高島愼助先生  情報提供/斎藤氏

「奉納豊年石 文久元辛酉秋 御影世話人 平野喜助 谷田音吉
 江戸鬼熊門人新川七五郎 大坂荒物屋松本辰五郎 持之」

この二人の力持ちもありったけの力で応援していたと思います。


<つづく>
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No title

こんにちは

北陸の美味しい幸を堪能された様で何よりです。
普段は太平洋側の魚介類を食していますが、確かに日本海の魚介類は身がしまっているイメージがあります。
富山行った時に地元の人に『げんげ』と言う深海魚を勧められて食べましたが、ぬるぬるして何とも言えない食感でした。正直に言うと苦手です(汗)

弓弦羽神社は、羽生君が前回のソチで金を取ってから有名になりましたね。
力持ち力士の力石もあるのですね。勉強になります!

こんにちは

「げんげ」という深海魚。聞いただけで私も苦手かも。

「しまりのない」太平洋の魚に負い目を感じていましたが、
これをお聞きして少し自信を取り戻しました(笑)

でも旅っていいですね。知らないことがいっぱいあって新鮮でした。

おはようございます

早速に寿司で大満足ですね。
どうも江戸前と威張るのは田舎者(?)かな。

弓弦羽神社は、すっかり有名になりましたね。
力石でも有名ならそれこそ演技に力が入ります。

こんばんは

日本海のお寿司の前では江戸前も「田舎者」かも。
なァんて言ったら東京のお寿司屋さんに大目玉食らいそうですね。

でもどこのであれ、おいしいものはおいしいし、
そうでないものはそれなりと思います。
産卵後や脂がのらない時期の魚はおいしくないし。
結局、旬をはずさなければいいような気がします。

でも金沢のお寿司は本当においしかったですよ。
以後、静岡へ帰るまでごちそう攻め。どれもこれも堪能しました。

日本海の魚

マグロは大間、穴子は江戸前、この二つは別として、残りはみんな日本海沿岸がいいですねぇ。
真鯛は越前若狭湾、輪島の甘エビ、ばい貝は穴水、鰤は越中氷見、加賀温泉近くの橋立港に上がる鮃にノドグロ、さらにこの港の最大のウリはズワイガニ。

いいですねぇ。
ワタクシも月給を貰うようになったその年の暮れのボーナス、これを甘エビとズワイガニに投じてしまったけれども惜しいとは思わなかった(かなりのやせ我慢です(笑)。
次便を期待して待ちます。

No title

ヨリックさんが超グルメなのは金沢育ちだからなんだって、
ものすごく納得しました。

怒涛の在金沢でサプライズの連続。
お寿司のネタを今一度思い出してみると、ナメラというのもあったような。ヒラマサの上に大根おろし、白イカの上にはウニが乗っかっていました。カニとサヨリは、うーん、あったようななかったような。

最後に厚焼き玉子がでてきました。
お味噌汁にはプリプリのタラ。外国産のタラばかり食べているせいか、あれ?タラってこんなにおいしかったんだって思いましたよ。
あのお味噌汁、タラのほかに何か別の工夫もしてあると思いました。
やたらおいしいおいしいを連発していたので、友人が怪訝な顔をしていました。

味噌

味噌汁は別に変わった事をするわけではないと思いますよ。
富山・金沢・敦賀・京都では昆布を大量に使います。北海道の昆布は日本海航路でこれらの港に昆布をおろして、京都へは敦賀から若狭街道で昆布を運びます。ワタクシは敦賀の奥井海生堂という昆布屋で買って3年分程の昆布をストックして持っています。
さらには味噌は毎年寒の内に来年一年分の味噌を3日間程かけてワタクシが作っているのです。
北海道産の黒大豆とニガリの入った塩と、永年つきあっている糀屋の米麹だけを使って作るのです。それ以外のものは一切入っていない手作りの味噌です。
味噌汁は昆布と鰹節の出汁で味が決まります。
余分なものは入れないようにするのが美味しく作るコツです、

お味噌汁、納得です

「余分なものを入れないようにつくるのが美味しくつくるコツ」ー。

そうなんだ。
昆布も鰹節も産地を選び、味噌は原材料の産地を選んだ上に手作り。
やっぱり何事も基礎。
見えないところに味の決め手があるということなんですね。

そう考えていくと、あの福島原発事故の汚染って、
本当に悔やんでも悔やみきれないですね。
だってせっかくの自然の恵みを人間の手で台無しにしたんですから。

それと今は化学調味料やら添加物で、
食べ物の本当の味を知らないで育つ時代になっちゃって。

また今回「静岡は物価が高い」ということを思い知らされました。
プロフィール

雨宮清子(ちから姫)

Author:雨宮清子(ちから姫)
力石(ちからいし)のことを知ってほしくて、ブログを開設しました。主に静岡県内の力石と力石を詠んだ句や歌、力石探しのつれづれを発信していきます。

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