友、遠方より来たる②

「望嶽亭・藤屋」をでると、目の前が「薩埵(さった)峠」の登り口です。

友人はなにしろ海外の山旅のベテランなので、
夕べの夜行バスの疲れもなんのその。

坂の途中で振り向けば笠をかぶった富士山が…。

雪のない富士山で、雄大さにはちょっと欠けるけど、
海と富士山を一緒に見たい」という希望は、なんとか叶えてあげられたかも。

CIMG3949.jpg
静岡市清水区由比西倉沢

登るほどに駿河湾が迫ってくる。
友人は歩きながら、片手に持ったカメラで野の花を次々写していく。

あっという間に峠に出た。

江戸時代の「さったぢぞうみち」の道標2基と現代の道しるべが立つ。
この道しるべ、昔は反対側の崖にめり込んでいました。

CIMG3953.jpg

ここまで来ればあとは平らな遊歩道です。
私がここへ初めて来たときは、
崖っぷちのみかん畑の中を枝をかきわけて歩きましたが、今は楽なもんです。

ビューポイントにきましたが、あいにく富士山は裾だけ残してすっぽり雲の中。
ホントに気まぐれなお山です。

CIMG3950.jpg

「本当はこんな風に見えるんです」って、説明板が言ってました。

06 薩た峠

こちらは同じ場所から広重さんが描いた「東海道五十三次之内 由井」
富士山手前の山の形は今も同じ。

暗くてわかりませんが、
左端の崖から旅人がこわごわ下をのぞき込んでいます。

もっと昔はこの崖下の波打ち際を歩いたとか。

波がひいたとき大急ぎで通らなければ波にさらわれます。
なので親は子を構ってはいられず、子は親をあてにせず自力で通った。
そういう難所だったので、ここを
「親知らず子知らず」と呼んだそうです。

img899.jpg

たっぷり景色を満喫したあとは静岡駅へ逆戻り。
さっぱりと着替えて、いざ、ディナーへ。

この日のために私が選んだお店です。
こじんまりと落ち着いた空間。もちろんお料理も抜群です。
まずは再会を祝して、「かんぱァーい!」

CIMG3955.jpg

たっぷり2時間、飲んで食べておしゃべりして…。

で、翌日も半日時間があるというので、お付き合いです。
静岡浅間神社や駿府城、登呂遺跡は、
山の同好会のお仲間と地元ガイドの案内で行かれるというので、
では、「清水次郎長さんに会いに行きましょうか」ということに。

翌朝、待ち合わせの静岡駅へ行ったら、お仲間が一人増えていた。
「みんな面倒見ちゃいましょ」というわけで、いざ、清水湊へ。

清水駅前の広場では、マグロ祭りの幟がはためいていましたが、
私たちは駅前からバスで日の出埠頭へ。
そこから昨日登った薩埵峠をながめたり、朝の光の中にもやう船やヨットや、
まだ動き出さないエスパルスドリームプラザの観覧車を見たり。

もちろん、近くの西宮神社のあの金杉藤吉の力石もお見せしましたよ。

川沿いの杭の一本一本に大きな鵜が止まり、胸をそらして翼を広げている。
そんな光景を横目で見ながら、
官軍に襲撃された旧幕臣たちを次郎長が手厚く葬った「壮士之墓」
次郎長の生家、次郎長が英語塾を開いた船宿「末廣」とめぐりました。
もう次郎長づくし、次郎長一色。

次郎長さんと並んで「合羽からげて三度笠」の友人。よく似合ってます!
09 次郎長の英語塾

船宿でゆっくりお抹茶をいただいて、無事、帰路につきました。
同好会のお仲間との合流までに充分間に合って、安堵。

後日、
「おかげで、ツアーのガイドさんの質問に全部答えることが出来ました。
あなたはベストガイド。静岡を満喫できて感謝しています」とのメール。

喜んでいただけて、よかった!

友人からいただいた金沢のお土産です。
「箔一」の漆器のワイングラス。なんか使うのもったいないよ~。
右側は金沢市元町「中田屋」のきんつば。「毬栗」と「うぐいす」。
左側は大手町「森八」の「秋の宝達」。

CIMG3965.jpg

さっそく、「秋をおひとつ、いッただきまあ~す!」

「これは是が非でも金沢へお越しいただかなければ…」
って友人が言ってたけど、
いいね! 冬の金沢で再々会といきましょうか!

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金澤の町

森八と中田屋と漆器のワイングラス。いいですねぇ~。
次は姫が金澤を満喫する番ですよ。
金澤には、江戸時代から続く名料亭がありますよ。
浅野川近くなら金城楼、犀川付近なら鍔甚、
金茶寮というのもなかなかのものです。
ぜひ金澤の美味しい料理を堪能してきてくださいね。

No title

ヨリックさま、コメントありがとうございます。

日本海のお魚はおいしいといいますから、楽しみです! 
なんて、もう行く気になっちゃって。
でも寒そう。

こんばんは

旧友との再会、話は尽きなかったでしょう。
案内も上達してきますね。

金沢、名前を聞くだけでも歴史や美味しいものを、
頭の中で思いをはせるところです。

こんばんは

one0522さま、コメントありがとうございます。

よい時間が持てて楽しかったです。
北陸へはもうずいぶん行ってないので、ぜひ行ってみたいですね。
お魚もお菓子もおいしいし、歴史の町ですし。
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雨宮清子(ちから姫)

Author:雨宮清子(ちから姫)
力石(ちからいし)のことを知ってほしくて、ブログを開設しました。主に静岡県内の力石と力石を詠んだ句や歌、力石探しのつれづれを発信していきます。

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