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灯ろう流し 姉さん、サヨナラ

民俗行事
07 /17 2014
盆の16日は、恒例の巴川・灯ろう流しです。
毎年、友人と行っています。

今年はなかなか引き潮にならず、
灯ろうは海とは反対の川の上流へ流れ出しました。


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今月、姉さんが亡くなりました。
だから灯ろうに書く人が一人増えました。
カナダ在住30年。七夕の夜に旅立つなんて、ロマンチストの姉さんらしい。


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カナダの婦人たちにお茶、お花、着物の着付けを教えていた姉さん。
バイタリティ溢れる行動派。どこへ行っても友人がたくさんできた。
カナダ人になりきったけど、胃袋だけは日本へ回帰。だから私への要求はいつも、
「梅干し、コンブの佃煮、永谷園のお茶漬け、静岡の緑茶を送ってね」


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15年前、カナダで姉と会った。
「日本からヨーコの妹が来た」と、姉の友人たちが歓迎してくれました。
早速「野点」
和服を着たミシェルさん、真ん中が私、後ろで琴を弾いているのが姉さん。

元看護婦のミシェルさんがヨーコの最期を看取りました。
遺言で海へ散骨。
強がりの姉さん、何年かかっても海流に乗って、
懐かしい日本へ帰り着くことでしょう。
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コメント

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No title

心からお悔やみ申上げます。
そうでしたか。それで淸水へ。
今年の灯篭流しは感極まるものがあったことでしょう。私もここ数年で血縁関係は全員亡くなりました。
でも、灯篭流しに結びつかなかったですね。信仰心の違いですね。立派な妹さんの行為にお姉様も喜んでいらっしゃることでしょう。
淸水の夏は七夕があって、灯篭流し、8月初めのみなと祭りでかっぽれ踊りと海上花火、行事が目白押しです。活気のある淸水になって欲しいです。

No title

s.h..様
ありがとうございます。

灯ろう流しは美しいです。
信仰心っていうんじゃなくて、あの静けさが故人を偲び、送る場としてふさわしいなと思っています。
大勢の人がごったがえしているのに、喧噪にならない。みんな静かに祈りをささげているからではないかと思っています。

灯ろうには、一人で生き抜いて一人で亡くなった原爆被害者の知人の名も記します。あとは今まで飼った犬猫。人間と一緒なんてけしからんと叱られそうですけど。

雨宮清子(ちから姫)

昔の若者たちが力くらべに使った「力石(ちからいし)」の歴史・民俗調査をしています。この消えゆく文化遺産のことをぜひ、知ってください。

ーーー主な著作と入選歴

「東海道ぶらぶら旅日記ー静岡二十二宿」「お母さんの歩いた山道」
「おかあさんは今、山登りに夢中」
「静岡の力石」
週刊金曜日ルポルタージュ大賞 
新日本文学賞 浦安文学賞