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二次被害・医者を許せない

4月下旬、私、事故に遭いまして…。
ウオーキング中、うしろから中学生の自転車に激突されたんです。
私、右側通行。目撃者あり。

事故はともかく、
受診した医者の言動がすごくて、それがいつまでもモヤモヤと。

背中の痛みで眠られず、事故の翌朝、医者へ。初めて行く整形外科。
受付で保険証と問診票を渡すと「交通事故では保険証は使えません」と。
慌てて中学校へ電話。電話に出た教頭先生が「すぐ生徒を探します」。
で、「自転車保険が使えますから」とのことで、それならと受診を許された。

ところが、呼ばれて診察室へ入った途端、医者から、
「あんたは中学生を警察へ突き出すつもりか!
善良な中学生を犯罪者にするつもりか!」と罵声が飛んできた。

意味が解らずオロオロする私に、さらに怒鳴った。
「深呼吸して痛いか! 痛くないだろう!」

しかしレントゲンを撮ったら肋骨が折れていた。素人目にもくっきり。
今度は怒鳴らなかったものの、こんなことを言いだした。
「こんなものは何もしなくても治る。治療は今日一日でおしまいだから
自分の保険証で払え。安いもんだ。自分ならそうする」
言われるままに国民健康保険証で払った。

確かに、孫ほどの少年の人生に汚点を残すのは忍びない。
だから自費も仕方がないと思った。
だが、受診一日目で医者から突き放されたら、あとどうしたらよいのか。

背中の痛みに加えて頭痛、耳鳴り、胸のムカつき、めまい、
おまけに首がこわばってうまく動かない。
安静が一番だと思い、防災用保存食で食いつないで10日目、
「来るな」と言われたけど、不安がつのるので件の医者の元へ。

診察室の椅子へ座らないうちに、
「何! めまい? めまいはここじゃない。耳鼻科へ行け。はい、次」
湿布も出ないのでお願いするとやっと二袋。これでは二日しかもたない。
「もう少しいただけませんか」とお願いすると、
保険で出せるのは二袋までと決まっているという。
仕方なく、薬局で市販の湿布を買った。

事故から3週間目。少し体が落ち着いてきたころ、
なんかおかしいよなあと思い始めて事故相談所と弁護士へ相談に行った。
二人とも言うことが同じだった。

「情けは人のためならずっていうでしょ。
第一、情けをかけるべきは加害者であってあなたじゃないよ。あべこべだよ。
そんなことしていちゃダメだ。
きちんと警察に届けないと後遺症がでたとき大変だよ。

それに、保険証を使った治療は市へ届けなければならない義務があるし、
それをするには、医者の診断書が必要だよ。

自分の保険証使えって、そんな医者、初めて聞いたよ。
加害者とは顔見知りかなあ」

児童生徒相手の仕事をしている知人にも聞いてみた。
「少年だからといって遠慮してはいけないよ。
そうして周りの大人たちが逃げ道を作ってやるから子供がダメになるんだ。
自分が犯した罪は必ず自分で償うこと。
きちんと警察へ届けてください」

真面目そうな少年だったし。
謝罪に来てくれた時、「命にかかわるようなケガではなかったし、
大丈夫だから、お互いいやなことは早く忘れようね」と声をかけたら、
ポロポロ涙を流したほどだったから、正直、警察沙汰にするのはいやだった。

でも相談した3人に背中を押されて思い直し、
あのドクハラ医者の元へ診断書をもらいに行った。ボイスレコーダーを買って。
案の定、またいやみたっぷりに、
「警察ですかあー! 善良な中学生を突き出すんですかあー!」
と、抑揚のない声でカラスみたいに「かあーかあー」わめいた。

診断書はすぐ書いた。「全治2か月!」。大声で読み上げながら書いた。
「どこへ出してもいいのを書いたから、警察へ行くのはよく考えることだな」
まあ、いいさ。書いてもらえばこっちのもんだ。

警察へ行ってまた驚いた。
事故直後加害少年の親が言っていた
「届はこちらで出しますからあなたはしなくていいです」はウソだった。
そういえば、私は先方の親の名前も住所も電話番号も知らされていない。
あとからわかったことだが、私に伝えてきた少年の名前も違っていた。

事実を知った警察官が驚いて保険会社へ電話。
保険会社でも驚いて「加害者には今晩中に電話をさせる」といったが、
とうとう来なかった。

翌週の現場検証に親子が遅れて到着。少年は大きなマスク姿。
私はつい少年に「こんなことになってごめんね」なんて言っちゃって。
バカだね、私って。
でも付添いの母親は最後までそっぽ。警察官が話しかけても無視。

転院先の医者は気さくな人で、丁寧に診てくれた。
鈍痛はあるものの無理をしなければ日常生活は大丈夫になったので、
2か月足らずで治療を打ち切り、示談もサッサと済ませた。
石の調査や力石の資料を収蔵した三重県総合博物館にも行きたかったし。

でもその直後から足首が痛み出して、歩き回ることができなくなった。
アキレス腱の周りの筋が炎症を起こしていた。
聴力も落ちたが、もとから難聴があったから、
これも事故との因果関係は証明できない。それはそれで納得済み。

で、納得がいかないのは、医者の態度です。
立派な経歴。リハビリの老人たちで混み合う院内。
でもなぜ、私はこんな目に遭わされたのか。
事故の傷より医者から受けた傷の方がダメージが大きすぎた。

今日は治ったはずの背中がズーンズーンと鈍く痛む。
痛むとまた事故を思い出す。
少年にも少年の親にも恨みはない。ちょっとずるいことしてもね。親だもの。
でもあの医者はね、許せないんです。
私を交通事故をエサにする悪徳被害者とでも思ったのなら、もっと許せない。

あの医者のHPに書いてあった。
「患者さまの心に寄り添って」「どんな些細な相談にものります」
あれはウソだったね。

今度の事故でいろいろ学んだ。

被害に遭ったら規則通りにやること。
加害者には決して情をかけてはならないこと。
医者はよくよく選ぶこと。

この医者については必ずしも悪くいう人ばかりではない。
むしろ「あの先生がそんなことを」と驚く人もいたから、
私への非常識なあの対応は特別だったのでしょう。

なにしろ「中学生」という言葉に、過剰反応していましたから、
そのあたりに真相がありそうだとは思っています。
加害者が「中学生」でなかったら、
案外、親切にしていただけたのではないか、と。

いいこともありました。、警察官の言葉です。
警察官は現場検証で少年にこう言ったんです。

「骨折は重傷事故なんだよ。車も自転車も罪は同じなんだよ。
君もあと4、5年もすれば運転免許を取るだろ?
そのとき、今度のことを教訓にして欲しいんだ」

いい言葉でした。私はこの言葉にすごく救われました。

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事故と人情

罪を憎んで人を憎まず、なんてぇキレイゴトは言ってはいけません。
罪を作る人間は悪人です。そういう人間に出会ったら憎みましょう。
事故を発生させる人間は必ず人間として欠陥があります。同情だとか可哀想だとか将来があるとか、そんな気持ちで接してはいけません。
いい人とだけおつきあいをしましょう。悪人とは決してつきあってはいけません。
医者の発言も、いい人の発言ではありません。
イヤダナと思ったらすぐ別の医者の所に駆け込みましょう。
ワタクシYorickは姫をとても素敵でいい人だと思っております。もしよろしければこのあともおしゃべりを続けましょうネ。

No title

いつも拝見してます。
ほんとは力石の話でコメントすべきなんだと思うんですが、そっちはただただ感心しながら読むばかりで言葉も出ません。それでもいつも楽しみにしてますので、これからもよろしくお願いします。

交通事故は当てたほうが警察等への報告義務を怠ると、ひき逃げになりかねないと思うんですよ。そうなると、本当に犯罪者だし、その医者みたいに強引にもみ消そうとしたのでは、かえって中学生の立場を悪くしてしまうんじゃないかなあ。

それに、最初から事故として適切に処理してたら、相手のお母さんだって気まずい思いをしなくて済んだのでは。ほんとに酷い医者ですね。そんな糞人情誰の役にもたちませんよ。というか、学校とグルなのかな(笑)

No title

ヨリックさま
コメントありがとうございます。

仕事などでは私はきちんと言えるのに、こと個人的なことには全く弱くて、遠慮してしまうんです。
子供のころから、自分さえ我慢すればっていう意識が強いんですね。
変な育ち方をしたんですね、きっと。

で、転院ですが、これ、難しいんです。
受け入れてくれるところもあまりないと聞きますし。
とにかく交通事故はやっかいですね。
私ももう少し私的なことで毅然とできるように努力します。

No title

埴輪女さま、初めまして。
またコメントありがとうございます。

「報告義務を怠るとひき逃げという犯罪になる」
それでわかりました。
私は警察の調書で「厳罰は望まない」と伝えたのですが、あとから警察の方が私の所に来られて「告訴に関する教示書」という書類を届けてきたのです。

で、私はこれって何だろうと思っていたのです。
書面にある「過失傷害罪」とか「犯罪被害」という言葉がピンとこなかったんです。でも彼はひき逃げ犯に相当するのなら。

そうでしたか。交通相談員が「検察送りになるかもなあ」と言っていたのもそれでしたか。医者はそれを知っていたのかも。それであんな風に。
時効まであと1か月半。
告訴すれば中学生は本当に犯罪者になるんですね。
どちらにしても気が重いです。

お辛いですね

こんにちは。いつもお世話になっております。
ずっと気になっていたんですが、どお?どお?と尋ねるような事でもなく。あらぁ。

自転車は、法律上自動車と同じ(軽)車両なんですよね。
使う人は責任が重いものです。

手続き等は弁護士さんにお任せするとしても、お医者さんから受けた仕打ちはひどいですね。

医療安全支援センターへ苦情を言うのも手ですが、これからもお世話になるなら、それはちょっとできないですねぇ。
でも、明らかに脅迫ですもの。頭、おかしいと思いました。

精神的なご負担が大変かと思います。弁護士を使うことを強くおすすめします。

こんにちは

とんだ災難でしたね。
自転車事故でしかも、加害者が子供だと言っても、
親がしっかり対処しなければいけないのに、
ふてくされていたようでは、子供の躾になりません。

学校も、文面では身代わりをさせたように見えますね。
多分保護者に弱いのかとおもえるが。

それより、この医者は論外で、患者の心情を蔑ろにしています。
いくら子供の事故とは言え、医師の義務があるでしょう。

私事ですが、去年追突されて当初かかった医者が不誠実なので、
保健会社に言って、別の整形外科に変わりました。
その後も、自賠責切れる頃、後遺症で引き続き通院。
自賠責が切れると、自費=国保になりました。
(後遺障害で少し保険金をもらった)

やはり、警察で話をすると診断書を出すと事件になり、
相手(女子大生)が可哀想という事で、やめましたが、
1度も挨拶も何もありません。
家内が言うには、謝りに来ると何を要求されるか分からず、
保険会社任せで済ませるようです。

後の医院は、設備も整っていて待ち時間が殆ど無く、
今は元気にしています。

お大事にしてください。

No title

つねまる様
ご心配いただきましてありがとうございます。

今でもあの医者の言動が信じられないんです。でも立ったり座ったり、ソワソワと落ち着かない医者でしたね、

受付の方たちも温かみがなくてニコリともしません。交通事故の被害者らしきご夫婦が受付でちょっと緊迫したやりとりになって、結局、帰って行きましたから交通事故の患者はいやなんでしょうね。

もうすべて終わりましたけど、遅ればせながら医療安全支援センターへ行ってみようと思っています。何かをしようというつもりはないんですけど。

交通事故相談所には苦情があった整形外科のリストがあって、相談員が「あの先生がねえ」と驚いていましたが、そこへ目出度く登録されたと思います。

No title

one0522さま
ご心配おかけしました。
今ごろになって「あれって何だったんだろう」って思って、ああいう医者の心理を知りたくなりました。

転院先の医者にはあまり細かいことは言わなかったのですが、「どこの先生?」と聞かれて。「言いたくない」と言ったら、「教えても大丈夫だよ」と。それで教えたら「ああ、○○先生かあ」。こちらの医者も初めての方です。

「もう3週間もたっているし、診断書は最初に診た医者のでないとダメだけど、行くのはいやだろうなあ」と。でも行きましたけど。

最初の医者、私が診察を受けた4月の段階では、HPに「なんたらの医師会だかの理事を仰せつかって」なんて仰々しく書いてありましたが、今、見たらHPは新しくしてあって「仰せつかった理事」の件はなくなっていました。

one0522さまも事故に遭われたんですね。
やっぱり事件になるから相手のことを思って届けはやめられたんですね。

友人に言われました。
私も自動車保険に入っていれば転院先のいい医者を紹介してもらえたのに、とか。また相手が自転車だと自賠責がどうとか、難しいことを言われました。

自費でもなんでも普通に診ていただけたらそれでよかったのに。安心して治療を受けたかったです。

m(__)m

\(^o^)/ こんばんは。

最近の自転車のマナーや事故・・・はっきり言ってタチが悪いです。
自転車は自動車と同じという意識がありません。子供たちがという前に、大人がやらない以上子供たちができるはずがありません。「権利は主張するが義務は果たそうとしない」そんな親に育てられた子供たちがまともなはずがありません。これは社会教育全体の問題ですが。

学校の対応もおかしいと思います。父兄がPTAの役員かなんか?かもしれませんが・・・。

医師のモラルに反しているだけでなく、思い上がっている当該医師に関して、氏名等どんどん公表すべきですし義務があると思います。なぜなら今後第二第三の貴女を作ることを防ぐのではなく、この医者が医療行為を続ける限り、貴女が事実上増殖させる手助けをしているのと同じことになります。
まず、この医師が自分の行ったことその言動が医師としての義務やモラルに反していないか・・・自らを律するべきかどうか・・・気が付いていないと思いますから。

麻呂の関係でも、相談事案で病院に関することも多いです。
各都道府県別に医師会があります。医師会に対して通報することをお勧めします。
貴女と同じ被害者を出さないためにも。

お大事に。

無責任男 拝

No title

minekazeyaさま
ご心配おかけしました。
またいろいろご教示いただき感謝しています。

診察室では医者の言うことがとっさに理解できず、年配の看護師に「よく意味がわかりませんが」と聞いたら「先生の言うとおりにしていればいい」と。

私の方が変なのかなんて思ってしまいそうでしたが、交通相談員の方などに「あり得ない。信じられない」と言われて我に返って。
ブログへコメントくださったみなさまからも「おかしな医者」と言われて、やっと自信がもてました。

本日、医療安全支援センターへ相談を申し込みました。ここの相談員、絶句していましたから、やっぱり相当おかしなことだったんだと改めて思いました。
医師会も考えてみます。

あと学校の対応まで考えが及ばなかったのですが、こういうときの対応ってどうするのか、学校へ聞いてみようかと思います。

以前、minekazeyaさまがおっしゃっていましたが、足首の痛みって、なかなか治らないんですね。
プロフィール

雨宮清子(ちから姫)

Author:雨宮清子(ちから姫)
昔の若者たちのスポーツ「石上げ」に使われた「力石(ちからいし)」の歴史・民俗を調査研究しています。力石のことを少しでも知っていただけたら嬉しいです。

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