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トンとわからない

柴田幸次郎を追う
08 /22 2016
隅田川河畔の「大王石」は、「柴田幸次郎」が持った力石、
というところまではトントンときましたが、ここから行き詰りました。

思案したあげく、
こうなりゃ「竿忠の寝言」を載せていたブログ主さんに聞くしかない。
というわけで問い合わせました。

待ちに待ったお返事をいただいたのはその半年後。
年号が2015年と変わっていました。

img063 (3)
葛飾北斎の「力くらべ図」より「力者」

「ブログの更新をしていなかったので気が付かなかった。申し訳ない」

「いいんです、いいんです。こちらが勝手に送り付けたんですから」

「で、喜三郎さんに問い合わせしてみたんです」とブログ主さん。

img634 (2)
竿忠四代目・中根喜三郎氏の作品。撮影/塩沢槇氏。
「江戸東京 職人の名品」より

わっ、竿忠四代目に聞いてくださったんだ。夢みたい。
で、そのお返事は、

「三代目が書き留めた「寝言」の、
竿以外の内容については殆どわからない」


アワワワッ!

♪うれしがらアせ~てー、泣かせエーて、消えたアー

いえいえ、勝手に期待して嬉しがっていた私がいけないんです。

いとこでブログ主の蕎麦屋さん、気の毒そうに、

「喜三郎さんがいうには、
竿のことならたいがいわかるけど、石のことはトンとわからない。
なにしろ生まれる前の出来事なので、と」

img105.jpg
「釣魚伝」より

そうですよねえ。
おっしゃる通り、なにしろ江戸時代のことですから。

というわけで、またも行き詰まり。
でもここでメゲテいるわけにもいきません。
原点に戻って、もう一度資料を見直すしかないんだよなあ。

ふぅ…

<つづく>


※画像提供/「江戸東京 職人の名品」東京書籍 平成18年
     TBS「お江戸粋いき!」番組製作スタッフ
     /「続燕石十種」第一巻「釣魚伝」黒田五柳 弘化三年 
     解説・森銑三、野間光辰、朝倉治彦 中央公論社 昭和55年
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雨宮清子(ちから姫)

昔の若者たちが力くらべに使った「力石(ちからいし)」の歴史・民俗調査をしています。この消えゆく文化遺産のことをぜひ、知ってください。

ーーー主な著作と入選歴

「東海道ぶらぶら旅日記ー静岡二十二宿」「お母さんの歩いた山道」
「おかあさんは今、山登りに夢中」
「静岡の力石」
週刊金曜日ルポルタージュ大賞 
新日本文学賞 浦安文学賞