力くらべの経験者
内房の力石
力くらべの経験者、お二人にお会いできました。
お一人は、昨日ご紹介した富士宮市内房大晦日にお住まいです。
それまで私がお会いした経験者は、90代の方、ただお一人でした。
ところが大晦日の方は77歳とお若い。本当に嬉しい出会いでした。
Mさんといいます。芭蕉天神宮をお守りしている方です。

「十九貫担いだ」と語る老人の 力石(いし)つかむ指、瞬時華やぐ
ファインダー覗けば力石(いし)に手を添えて
六十年(むそとせ)昔の青年がいる
「昔は力仕事だったから、山から石を拾ってきて鍛えていたんだ」
そのMさんのもう一つの石がこれです。

芭蕉天神宮です。深い山の中に忽然と姿を現す神秘的なお社です。
Mさんがいつも手入れをしています。


もうお一人はFさん。Mさんより2歳若い方です。
大晦日の隣の集落、行政区域は富士市になりますが昔の青年仲間です。
「昔は大カヤの広場に集会所があってね。芝居やったりして遊んだんだ。
力くらべは昭和40年ごろまでやったよ。そのころはまだ青年が20人ほどいた。
女の子もいたよ。
先輩たちから、この石を持ち上げられなくてどうするって言われてね、
がんばったよ」
「持ち上げるにはコツがあるんだ。
まず腰を落としてから石の下に手を入れる。そこからヒザへあげるんだ。
ひと呼吸おいて今度は胸まであげるんだけど、20何貫なんてのになると、
どうしても肩まではあがらなかった」
Fさんが青年時代、自宅で愛用していた力石です。

寸法は48×38×34.重さは不明。
今はここを離れて町に住むFさんの友人は、
「昔は広場でみんなやっていた。でもぼくはただ見ているだけでした」
お一人は、昨日ご紹介した富士宮市内房大晦日にお住まいです。
それまで私がお会いした経験者は、90代の方、ただお一人でした。
ところが大晦日の方は77歳とお若い。本当に嬉しい出会いでした。
Mさんといいます。芭蕉天神宮をお守りしている方です。

「十九貫担いだ」と語る老人の 力石(いし)つかむ指、瞬時華やぐ
ファインダー覗けば力石(いし)に手を添えて
六十年(むそとせ)昔の青年がいる
「昔は力仕事だったから、山から石を拾ってきて鍛えていたんだ」
そのMさんのもう一つの石がこれです。

芭蕉天神宮です。深い山の中に忽然と姿を現す神秘的なお社です。
Mさんがいつも手入れをしています。


もうお一人はFさん。Mさんより2歳若い方です。
大晦日の隣の集落、行政区域は富士市になりますが昔の青年仲間です。
「昔は大カヤの広場に集会所があってね。芝居やったりして遊んだんだ。
力くらべは昭和40年ごろまでやったよ。そのころはまだ青年が20人ほどいた。
女の子もいたよ。
先輩たちから、この石を持ち上げられなくてどうするって言われてね、
がんばったよ」
「持ち上げるにはコツがあるんだ。
まず腰を落としてから石の下に手を入れる。そこからヒザへあげるんだ。
ひと呼吸おいて今度は胸まであげるんだけど、20何貫なんてのになると、
どうしても肩まではあがらなかった」
Fさんが青年時代、自宅で愛用していた力石です。

寸法は48×38×34.重さは不明。
今はここを離れて町に住むFさんの友人は、
「昔は広場でみんなやっていた。でもぼくはただ見ているだけでした」
スポンサーサイト
コメント