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やけのやんぱち

世間ばなし➁
06 /22 2023
ハトとの攻防戦、まだ続いています。

南国の毒蛇もどきの赤いだんだら模様のザイルも、効き目ゼロ。

またしても黒い影が現れて、
洗濯物が揺れてバサバサッと人を嘲る羽音。

昔見た「鳥」という恐怖映画の再現です。

「ウワーッ」と声を出してベランダへ飛び出したら、
さすがに慌てて障害物にぶつかりながら逃げ出した。

信じられないんですよ。あんなデカイ図体なのに…。

手摺りと床の5㎝ほどの隙間には、
針金とテープを張り巡らせてあるのに、それを頭で押しのけてもぐりこむ。

見つかるとヘリコプターみたいに垂直に舞い上がり、
網と天井との隙間に巡らせた針金の、わずか10㎝足らずの空間を、
あちこち羽根をぶつけながら逃げるんですから。


おーい、ウルトラマーン! 助けに来てー。
DSC05454.jpg

そこまで苦労しなくたって上は空き部屋なのに、なぜかそこへは行かない。

ほかの棟を見たら、家具を置いたまま10年余も住民不在の部屋があって、
ベランダにはエアコンと外れた網戸、洗濯機まであって
恰好の巣作り場なのに、そこは避けてその真下の家へ頻繁に行く。

その家ではCDをぶら下げて応戦しているものの効き目ナシ。

なにゆえそこまでこだわるのか。

この執拗さはストーカーだよ。接近禁止命令ものだよ。


近くに半分朽ちかけた2階屋がある。
「隣で畑を耕しているじいさんの小屋」とご近所さん。

下が農機具小屋で2階が全部ハト小屋だったけど、
「もうハトの世話はしていないらしいよ」ってんだから、

悪いのは人間でハトに罪はない。罪はなくても今や悪行三昧。


「毎日来てはクルクルパーって鳴くので、ほうきで追っ払ってる」
と、自虐気味のご近所さん。


この方は埼玉のハトポッポで、指名手配のハトではないけれど…。
でも一度でいいから、この丸い頭をポカリとやりたい!
DSC04634.jpg

観察すると、
彼らの飛行はベランダから見て、常に右から左へ移動して逆がない。

しかし逃げ場の多い角部屋を好むかと言えば、そうでもない。
狙われた真ん中の家では、とうとう業者に頼んで全面、網で防御した。


以前は30羽ほど止まっていた川向こうの民家では、
屋根全体に電気を仕掛けたので今は一羽も来ない。
が、フンが流れた外壁は何本もの筋になって無残な姿を晒している。


キジバトは狩猟してもいいのに、
ドバトはなんでこうも自由にさせているんだろう。

ハトの羽根にはダニやノミ、フンには大量の病原菌やウイルスや寄生虫。

お上は「赤ちゃんのいる家は特に気をつけろ」と言いながら、
「威嚇したり傷つけたり卵を除去したら、懲役だ罰金100万円以下だァと言う」


「ハトの繁殖期は3月~11月と、ほぼ一年中。
その間、5回から7回も産むから、年中、網を張って防げ」と言う。

あまりにもバカげていませんか? 
人間の方が一年中、網の中で暮らせって、なんだよ、それ。

何が起きても自己責任って、ハト版マイナンバーカードかよ。

「ドバトは鳥獣保護法から除外する」
という公約を掲げて、立候補しようかしらん。
(笑)

「オイ! ハトのニート野郎! ちったー、こういう方を見習ったらどうよ」
いいねぇ、こういう孤高の鳥さんって…。
鷹

野鳥観察が趣味の人に相談したら、
「鳥は好きなので、あまりつっけんどんにはしたくないです」

と、つっけんどんな返事が返ってきた。

「鳥が好き」というのは、「野外で」「自分には被害が及ばない範囲で」
ということであって、その範疇から一歩も出ないのであれば、
本当の鳥の理解者ではないと思うんだけどなぁ。

で、思案の末、今度は蚊取り線香をつけてみた。


30年も前の蚊取り線香です。登山でヤブ漕ぎのとき腰へぶら下げました。
まだ使えました。キンチョウさん、ありがとう。
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やけのやんぱち、日焼けのなすび。
これでどうだ!と、
雨上がりの早朝に飛来するから、その前に起きてぶら下げましたよ。

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案の定、来ました。つがいで意気揚々と。

立ち昇る煙とにおいに気づいたのか、慌てて避けて通り過ぎました!

やったぁー!
ハトが豆鉄砲食らうとは、このことだね!

と、喜んだものの、私の鼻がムズムズ、ハックション!
煙で鼻炎になりました。


表側はハト、裏側はムクドリの大集団が建物の穴と言う穴へ巣づくり。
ギャーギャーけたたましく鳴くのは許せるとしても、
玄関前や通路にまき散らされる小枝、藁くず、羽根、フンにはゲンナリ。

が、ハトのように洗濯物や布団を汚すようなことがないから、まだ許せる。


攻防はまだまだ続く。

ーーーーー

と、書いてから10日後。ついにハト撃退

蚊取り線香作戦、大成功! 
布団も洗濯物もお日さまをいっぱい浴びて、いい匂い!

でもこれって単に巣づり期間終了ってことかも。
裏側のムクドリの集団は全部巣立って、再び静寂が戻ったし。

ほんの短い至福の時になりそうだけど、ひとまずホッ。
で、間もなく、カブトムシや蛾の襲来です。


と思っていたら、早速お出ましです。

20230620_135311.jpg

ーーーby 斎藤氏ーー

「目には目を、歯には歯を、
鳥(鳩)には鳥(鶏)を、正に金鳥ですね!」


ヽ(`ω´*)ノ彡☆ーーー来ちゃいました!

本日、ベランダからグルグル、グルグルと鳴き声が…。
見たらノコノコ歩いてた!

洗濯物を干してあるのに。

再び、蚊取り線香に火を灯しました。ああ…。

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コメント

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さすが姐さん

そうか蚊取り線香か
風が強くなければ
なるほどね

ハトもしぶといけれど
姐さんもあきらめない。

うちのテラスも、脅し役のおもちゃヘビたちもとうに他界し
野鳥がふたたび
それでヒラヒラリボンを何本か吊るしました
妻に聞くとリボンの横で野鳥が歩いていたとか ああああ
CDもだめなのですねきっと
いちど蚊取り線香を吊るすか
しかし毎日かめんどうだなあ・・・・

No title

ハーブの匂いを嫌うなんて記事もありましたよ。そういう鉢植えもいいみたい。手軽にハッカ油を撒いたら匂いがきつくて、人の方がフラフラになったそうです。置いたりぶら下げたりできる忌避剤も市販されているようです。網ですっぽり覆うのが一番らしいのですが、それでも網の穴から入り込むらしいです。キョトンとした愛らしそうな目をしていますが、意外と狂暴だそうで、これじゃあ政治家もハト派だタカ派だって、意味ないなあと思いました。

ところでちい公さん、今ごろタイに向かって空を飛んでいるところでしょうか。
いいなあ。二つの国を股にかけての人生。人生が人より数倍、豊かになりますから。お元気で!

あ、そうそう。またハトに戻りますが、苦手なのはカラスと猫なんだそうです。外国の鳥や山の鳥は会ったことがないので、怖がらないとか。

「金鳥作戦」

「金鳥作戦」成功、おめでとうございます。

ワタシもただいま「鳥対策」の検討中です。
冬のあいだ仲良くしてたヒヨドリくんとワタシ、
この時期だけは庭のジューンベリーの実をめぐって競合関係です。
毎年やってるCDキラキラも効果は限定的。
かといって高さ5メートルの庭木に防鳥ネットを張るのもたいへん。
それならフクロウやタカのデコイを設置して威嚇する作戦はどうか、、
と書きながら気づきました。
すでに「戦い」が始まってから防御方法を検討してももうおそいですね。
ヒヨドリは、気まぐれ、ふまじめ、好奇心旺盛で憎めないヤツですが、
ハトは執拗、獰猛、大食いで、食べた分のアウトプットがほんとうに困りますね。

awanohibiさんへ

コメントありがとうございます。
雪も霜も降りない当地の気候をいいことに、のさばっているのがハトの野郎で、部屋にまで入ってくるのですから憎しみは募るばかり。(笑) そちらではヒヨドリですか。でもジューンベリーの実、おいしそうですね。鳥の気持ちもよくわかる、なんていったらダメですね。

戸建てにいたころは飼い猫がいつも実のなる木に登っていたので、鳥の害はなかったんです。この猫、迷彩服みたいなサビ猫で面構えが野性的だったので、家に来たテレビディレクターが「イリオモテヤマネコですか!」と。まさか!と大笑い。木の中にいて大きな鳥や蛇を捕獲して、それを誇らしげに見せに来るので閉口しました。

金鳥作戦、第2次巣作り期にまた試してみます。

No title

駅の近くでも、相変わらず鳩に餌をやる年寄りが居ます。
横に「鳩にえさをあげないでください」とあっても無視!
最近、それらのベンチ前に行かないので分かりませんが。

今いるところは、以前キジバトがうるさかったんですが、
我が家を始め、近所が建て替えたりしたのと、
土地が狭いので各家で木を伐採で来なくなりました。


ゴミあさりのカラスや猫が今は来なくなりました。
猫に餌をやる家があって、その猫も居なくなってから、
後は野良も来なくなったようで良かったと。
その頃は、車の下にいたり、車の屋根にウxxなど。

近所のス-パーの駐車場は、金紙をひらひらさせているので、
今は鳩も来なくなったようです。

変な法制で、猫や鳩は捕獲できないと言います。
犬は捕獲されますが・・・


one0522さんへ

コメントありがとうございます。
そちらもいろいろあったんですね。
こちらは田舎なのでエサをやる人はいませんが、高層の建物群はここだけなので来てしまうんです。天敵がいないことと冬あたたかく風通しがいいので絶好の住処になっているようです。私がいても部屋へ入ってきますから、赤ちゃんがいたり幼児がお菓子を食べていたりしたら危険です。結構、狂暴ですから。

平和の鳩っていいますが、あのしつこさと大きなフンと病原菌やダニを考えたら、とてもとても。保護一辺倒ではなんでも増えすぎますし、時代に合わせた法律をと願わずにはいられません。今は中休みらしいのですが、油断して網を外して洗濯物を干すとすぐ偵察にきます。疲れました。

雨宮清子(ちから姫)

昔の若者たちが力くらべに使った「力石(ちからいし)」の歴史・民俗調査をしています。この消えゆく文化遺産のことをぜひ、知ってください。

ーーー主な著作と入選歴

「東海道ぶらぶら旅日記ー静岡二十二宿」「お母さんの歩いた山道」
「おかあさんは今、山登りに夢中」
「静岡の力石」
週刊金曜日ルポルタージュ大賞 
新日本文学賞 浦安文学賞