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徳島・大阪・埼玉で新発見

みなさまからの力石2
05 /07 2022
新発見情報がドドッときました。

嬉しい悲鳴です! 今回は南からまいります。


ーーー徳島県からーーー

お寄せくださったのは、以下の資料館の学芸員さんです。
「松茂町歴史民俗資料館・人形浄瑠璃芝居資料館」

これです。
笹木野地区_春日神社
徳島県板野郡松茂町笹木野・春日神社

同じ境内に「そうかな?」と思える石があったと、こちらも送って下さった。

現地へ行かなければ、なんともいえませんが、
こうして並べてあるところを見ると、そうかも、と思えてきます。


笹木野地区_春日神社(2)

学芸員さん、ご多忙なお仕事の合間に、
町内全部の寺社を回って調べてくださったそうです。

本当にありがとうございました。

あとはこれ以上、お手を煩わせることのないよう、
力石関係者で調べなければ罰が当たりますね。



---大阪市からーーー

次の力石は、4月13日の「東京・大阪・タイランド」にご登場いただいた
「大阪民俗学研究会」代表の田野登先生を通じて、もたらされました。

先生の最新ブログ記事を記しておきます。

「晴耕雨読-田野登ー」

発見者は同会会友の榎田鉄也氏です。

2個あります。

● 塚本共同墓地内。

これです。
力石
大阪市淀川区塚本6丁目4・塚本共同墓地

「墓地の中で石仏のように弔われていた」と榎田氏。

右側に名前のようなものが刻まれています。「□□□之□…」と。
生前親しんだ力石を墓石にしたんでしょうか。


なんだか「力石さま」そのものの墓石のような…。

もう一つはこちら。

● 澪標(みおつくし)住吉神社

力石が置かれているのは、境内社の光石(こうせき)社(戎社)

実はこの石、「大阪の力石」に記載済み。私のうっかりミス。(。-_-。)
でも、いかにも大阪らしい背景と風貌の力石なので、
それを楽しんでいただけたら、と思っています。

「澪標」とは、船に水深や水脈を知らせて安全な航行をうながす標識。

こういうものです。大阪市の市章にもなっているそうです。

みおつくし
こちらが力石です。四十貫(150㎏)

「神勢力」

光石神社戎神社2
大阪市此花区伝法3-1-6 澪標住吉神社の光石社(戎社)

「力石が神社の御神体扱いされているということで覚えていた」と榎田氏。

関西などでは神社に奉納するとき、
こんなふうに石を整形することが多いのです。

楕円形の石を見慣れているので、これを兵庫や岡山で見たときは、
ちょっと違和感がありました。


力石の美容整形?
関西人は外づらエエカッコシイが多いのかしら。

こちらが説明板です。ざっとこんなふうに書かれています。

「江戸時代、諸国廻船でにぎわっていた伝法港。
そこで働く荷役の仲士たちがこの石で力を競い合った。
当時の神社の参道は伝法川まで延びていた」


力石の由来2

榎田様、ありがとうございました。

以下は榎田氏のブログです。
丹念に町を歩き、隅々まで目を凝らした「足で綴った歴史民俗誌」です。

「enotetuのblog 東淀川区の歴史雑記帳」

大阪は三重之助先生のテリトリー。

せっかくいただいた好情報です。
先生、出番ですよ!

「よろしゅうおたのもうします」

あ、田野先生の口癖が感染ってしまいました。(笑)


---埼玉県ーーー

ブログ「ITO WOKASHI」plateauさんが撮影した中に力石があって、
なんと、これ、新発見だったんです。

斎藤氏が手持ちの資料をすべて調べてくださったのですが、
この石は未掲載だったそうです。

「まだまだありますねぇ」と斎藤氏。

これです。

「二十四貫目」

01356_202204241641383ef (1)
埼玉県志木市本町2-9-40・敷島神社

まだ説明板が新しそう。最近の保存でしょうか。

埼玉って、本当に日本一の力石県ですねぇ。

以下の記事に詳しく載っています。
富士塚のところでまた、使わせていただきます。

「力石のある神社(敷島神社)」

みなさま、
貴重な情報と写真をお寄せくださってありがとうございました。


ーーーお知らせーーー

ブログ「わがまま勝手な呟き」の麿さんが、
貴重な映画2本をご紹介くださっています。長いですが見応えがあります。


「ドンパス2016年ドキュメンタリー映画」

ロシアのウクライナ侵攻が始まった時、
多くの日本人は一斉に怪しからんといい、寄付を始めた。
私はその軽さにびっくりしました。

どうしてこんなに安易に「善悪2元論」に走るのかと。
特にインテリ層や日ごろ反戦を叫んでいる人たちがこぞって。
あの寄付がどちらに渡っても爆弾に変わるのは目に見えていましたから。

90歳を過ぎたチョムスキー教授も同様のことをおっしゃっていた。

日本には、
これくらいの分析力がある学者やジャーナリストはいないのでしょうか。

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雨宮清子(ちから姫)

昔の若者たちが力くらべに使った「力石(ちからいし)」の歴史・民俗調査をしています。この消えゆく文化遺産のことをぜひ、知ってください。