力石に想いを込めて
ごあいさつ
力石研究の第一人者で、私が師と仰ぐ
高島愼助先生編纂の渾身の一冊が完成しました。
これです。
「力石を詠む(十)」
全体は淡い萌黄色ですが、うまく出せなかったので、
せめて枠だけでも、と思って…。

先生は元・四日市大学教授。
平成5年に逝去された上智大学の伊東明先生の遺志を受けつぎ、
以来、力石に全精力を傾けて東奔西走。
そして退官を機に、
これまで集めた資料、論文、著書、番付や引き札などすべてを、
三重県総合博物館へ寄贈されました。
その調査研究のつれづれに、
みなさまから寄せられた歌や俳句の本も作ってきました。

「力石を詠む」は、2006年に第一集を出版してから今年で14年。
「第十集」の本の帯に記されたこの言葉、
「力石に想いを込めて」が、先生の思いのすべてを語っています。


中をチラッとお見せします。
口絵です。

もう一つ。
全国から寄せられた俳句や短歌は3000作品を越えました。
今回の「第十集」収録の作品数は335作。
作品は短冊に記されて、ご覧のように掲載されています。
お互い顔も知らない各地のみなさまが、
それぞれの場所の力石に「想いを込めて」詠んだものです。
詠み人は変わっても、14年間ずっと詠み継がれてきました。

私もいくつか作りました。
俳句の素養もなく季語の知識もないから、心に任せてホイホイと。
でも先生は「ありがとう」と礼を述べつつ、丁寧に見てくださった。
この「力石を詠む(十)」にも何句か掲載。
恥ずかしながら、二つほどご披露します。
「廃村はただ白し力石に花ふりつむ」 雨宮清子
「力石の全資料を収納す
日本唯一の三重博物館」 雨宮清子
先生の句です。
「凛として江戸のは組の力石」 三重之助
先生は「伊勢型紙」という切り絵もされています。
大変繊細なものです。

「東海道五十三次」やそのほかの作品もあります。
ぜひ、HP「日本の力石研究」をのぞいて見てください。
このところ新型コロナで、
先の見えない暗いトンネルに入ったような世の中になりましたが、
「三重之助」こと高島先生の俳句と「へいへいさん」の写真で、
ほんのひとときでもほっこりしていただけたら…。

埼玉県さいたま市西区島根・氷川神社
「春ふふふ肩を寄せ合う力石」 三重之助
=高島先生からの伝言です=
「夏目さま、ひこばえさま、
以前いただいた俳句は今度の第十集に掲載させていただきました。
掲載本をお送りしたいので、
ぜひ、下記のアドレスまでご連絡をお願いいたします」
「日本の力石研究」
※先生の力石の調査・研究はまだまだ続きます。
俳句や短歌の投稿や力石の情報など、今後もどしどしお寄せください。
自称弟子の私の調査とブログもまだ続きます。
今後とも長~いお付き合いをお願いいたします。

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高島愼助先生編纂の渾身の一冊が完成しました。
これです。
「力石を詠む(十)」
全体は淡い萌黄色ですが、うまく出せなかったので、
せめて枠だけでも、と思って…。

先生は元・四日市大学教授。
平成5年に逝去された上智大学の伊東明先生の遺志を受けつぎ、
以来、力石に全精力を傾けて東奔西走。
そして退官を機に、
これまで集めた資料、論文、著書、番付や引き札などすべてを、
三重県総合博物館へ寄贈されました。
その調査研究のつれづれに、
みなさまから寄せられた歌や俳句の本も作ってきました。

「力石を詠む」は、2006年に第一集を出版してから今年で14年。
「第十集」の本の帯に記されたこの言葉、
「力石に想いを込めて」が、先生の思いのすべてを語っています。


中をチラッとお見せします。
口絵です。

もう一つ。
全国から寄せられた俳句や短歌は3000作品を越えました。
今回の「第十集」収録の作品数は335作。
作品は短冊に記されて、ご覧のように掲載されています。
お互い顔も知らない各地のみなさまが、
それぞれの場所の力石に「想いを込めて」詠んだものです。
詠み人は変わっても、14年間ずっと詠み継がれてきました。

私もいくつか作りました。
俳句の素養もなく季語の知識もないから、心に任せてホイホイと。
でも先生は「ありがとう」と礼を述べつつ、丁寧に見てくださった。
この「力石を詠む(十)」にも何句か掲載。
恥ずかしながら、二つほどご披露します。
「廃村はただ白し力石に花ふりつむ」 雨宮清子
「力石の全資料を収納す
日本唯一の三重博物館」 雨宮清子
先生の句です。
「凛として江戸のは組の力石」 三重之助
先生は「伊勢型紙」という切り絵もされています。
大変繊細なものです。

「東海道五十三次」やそのほかの作品もあります。
ぜひ、HP「日本の力石研究」をのぞいて見てください。
このところ新型コロナで、
先の見えない暗いトンネルに入ったような世の中になりましたが、
「三重之助」こと高島先生の俳句と「へいへいさん」の写真で、
ほんのひとときでもほっこりしていただけたら…。

埼玉県さいたま市西区島根・氷川神社
「春ふふふ肩を寄せ合う力石」 三重之助
=高島先生からの伝言です=
「夏目さま、ひこばえさま、
以前いただいた俳句は今度の第十集に掲載させていただきました。
掲載本をお送りしたいので、
ぜひ、下記のアドレスまでご連絡をお願いいたします」
「日本の力石研究」
※先生の力石の調査・研究はまだまだ続きます。
俳句や短歌の投稿や力石の情報など、今後もどしどしお寄せください。
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