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スタミナつけました!

世間ばなし①
07 /12 2017
荷役業「飯定組」ゆかりの東喜代駒(あずま きよこま)、
この人は東京漫才の創始者だそうですが、
この人の終焉の地がなんと、静岡というので調べに出掛けました。

静岡での演芸か寄席に関する新聞記事から何かつかめればいいなあ、と。

一時間に一本しかない県立図書館行きのバスですから、
乗り換え時間もきちっと計算。
はやる心を抑えつつ、ようよう図書館の入り口にたどり着くと、
思いもしなかった「臨時休館」の看板。

書籍の重みで床に亀裂が入り、3~6か月休館します」

アチャー!

あそこには真下に断層が走っているし、遠くない過去に地震も起きた。
さてはまた地下で何かが、などと不吉な思いがよぎり、ついでに、
古い団地に分不相応な本を積んでいる我が部屋のことも頭をかすめた。

それにしても、県立図書館が半年も使えないなんて大ショックです。
仕方なく、市立図書館へ行くことに。
再びバスに揺られてさっき来た道をたどります。

バスからぼんやり外を眺めていたら、道路きわにひらがなばかりの看板が…。

「ちかんをみたら、110番」

で、ゆらゆら揺られながら、こんなことを考えた。
ちかんの「ち」をあいうえおに置き換えたらどんなふうになるだろう?

「あかん」はアカンなあ、「いかん」もイカン。う、えは飛ばして
「おかん」は「お母」か。「おかんを見たら110番」
110番したくなるようなおかんっているかもな。

か、き、く、けを飛ばすと「こかん」、「股間を見たら110番」?
そういえば最近静岡市内で、
暑いので服を脱いで下着だけでバイクを運転していた肝っ玉姉さんが捕まった。
水着だったらどうなんだろう?

さ行の「さ」は「さかん」左官、「し」は「しかん」で屍姦? こりゃ、猟奇的。
た行へいって、「ちかん」は痴漢。すぐ110番です。でも最近冤罪も多いしな。

な、に、ぬがなくて「ねかん」は寝棺。エジプト展へ行けば見られます。
は行はなくて、ま行は「み」で「みかん」蜜柑
最近みかんが売れなくて、一部にはこんな光景も。
ひいじいさんひいばあさんたちが苦労して育てたみかんですけどねえ。

CIMG3681.jpg

このあたりの鳥たち、みかんに関しては味覚が発達していますから、
おいしいみかんしかつつきません。

かつてこんな話がありました。
ハイキングコース沿いのみかんの枝に、ビニール袋がしばりつけてあって、
農家さんが開いて見たら、「一ついただきました」のハイカーの手紙と一緒に、
100円玉が入れてあった。

私、こんな話、好きなんです。

や行は「やかん」で薬缶。これはおもしろくもなんともない。
「ゆかん」は湯潅。葬儀屋さんの出番です。
兄の「おくりびと」をしてくださったのは、まだ若い楚々としたお嬢さんだった。
最後まできれいな娘さんのお世話になるなんて、女性好きだった兄らしいよ。

「らかん」は羅漢さん。羅漢さんを見て110番する人はいないし。
「わかん」は和姦。強姦犯人が言い逃れによく使うよなあ。
こういう輩は刑務所へ直行だよ。

などと遊んでいるうちに駅前バスターミナルへ。
ここからバスを乗り換えて、今度は市立図書館へ。

そのバスの中から、時々行く「うなぎや」が見えた。
カウンター席5つにテーブル席一つの小さなお店。
そうだ、日曜日にうなぎを食べそこなったんだ。今日こそ食べてやる!

でも図書館の近くにはおいしい蕎麦屋もある。
だったら、「東京の蕎麦のは静岡の蕎麦で」といこうか。

でもまてよ。
図書館の前には老夫婦がやっている赤レンガの洋食屋がある。
あそこのコーヒーとケーキは絶品だし。

とまあ、迷ったあげく、結局、お腹にいれたのは「うなぎ」

引き締まっているのに柔らかく、
変な臭みも人工的な油っぽさもない、おいしいうなぎでした。

「徳蔵物語」の続き、これでスタミナ、万全です!

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雨宮清子(ちから姫)

昔の若者たちが力くらべに使った「力石(ちからいし)」の歴史・民俗調査をしています。この消えゆく文化遺産のことをぜひ、知ってください。

ーーー主な著作と入選歴

「東海道ぶらぶら旅日記ー静岡二十二宿」「お母さんの歩いた山道」
「おかあさんは今、山登りに夢中」
「静岡の力石」
週刊金曜日ルポルタージュ大賞 
新日本文学賞 浦安文学賞