琉球弧の島唄
古典芸能
昨日は沖縄民謡をたっぷり聴いてきました。
場所は、静岡音楽館AOI。
早くから前売り券を買って楽しみにしていました。
「たっぷり聴いてきた」なんて言っちゃいましたけど、
こんな本格的なのは初めて。
出演は、
知名定男、大城美佐子、大工哲弘、仲宗根豊、西和美の各氏。
奄美、沖縄、宮古、八重山の民謡界を代表する方ばかりだそうです。
そういう方々の声量豊かな歌声が、三線、横笛、太鼓、琴の音と共に、
広いホールに響きわたります。
恋の歌、豊作を祈る歌、神歌。
歌詞は全然わかりません。
ですが、会場の客たちは切々とした歌に吸い寄せられ、
軽快なリズムの歌になると、いっせいに手拍子を打ち出しました。
客席から鋭い指笛まで飛んできて、もう沖縄どっぷり。
手さばき足さばきも軽やかな男女の舞踊がまた楽しい。

なんか、いい雰囲気、
と思っていたとき、あらやだ! 突然、涙があふれてきた。
泣くような場面かい?と自問したけれど、自然に涙が出てきちまって。
以前、この同じ場所で、
正倉院の復元楽器による日中音楽家の演奏会があった。
あのときは突然、全身に鳥肌が立って…。
眠っていたDNAがいっせいに動き出した、そんな感覚に襲われた。
中央アジア天山南路を経て、はるばるこの日本にやってきた楽器たち。
その楽器の音色に私のDNAが反応して踊りだしたって感じでした。
で、そのとき思いました。
私の体の細胞には遠いアジアの遺伝子が確実にあるんだって。
それが今日は、あの表と裏の声が往ったり来たりする、そんな歌声を聞いて、
思わず涙が出て来てしまったのです。
あれは一体、何だったのだろう。
フィナーレは客席と一体になってのカチャーシーの総踊り。
少し泣いたけれど、楽しい楽しいひとときでした。
場所は、静岡音楽館AOI。
早くから前売り券を買って楽しみにしていました。
「たっぷり聴いてきた」なんて言っちゃいましたけど、
こんな本格的なのは初めて。
出演は、
知名定男、大城美佐子、大工哲弘、仲宗根豊、西和美の各氏。
奄美、沖縄、宮古、八重山の民謡界を代表する方ばかりだそうです。
そういう方々の声量豊かな歌声が、三線、横笛、太鼓、琴の音と共に、
広いホールに響きわたります。
恋の歌、豊作を祈る歌、神歌。
歌詞は全然わかりません。
ですが、会場の客たちは切々とした歌に吸い寄せられ、
軽快なリズムの歌になると、いっせいに手拍子を打ち出しました。
客席から鋭い指笛まで飛んできて、もう沖縄どっぷり。
手さばき足さばきも軽やかな男女の舞踊がまた楽しい。

なんか、いい雰囲気、
と思っていたとき、あらやだ! 突然、涙があふれてきた。
泣くような場面かい?と自問したけれど、自然に涙が出てきちまって。
以前、この同じ場所で、
正倉院の復元楽器による日中音楽家の演奏会があった。
あのときは突然、全身に鳥肌が立って…。
眠っていたDNAがいっせいに動き出した、そんな感覚に襲われた。
中央アジア天山南路を経て、はるばるこの日本にやってきた楽器たち。
その楽器の音色に私のDNAが反応して踊りだしたって感じでした。
で、そのとき思いました。
私の体の細胞には遠いアジアの遺伝子が確実にあるんだって。
それが今日は、あの表と裏の声が往ったり来たりする、そんな歌声を聞いて、
思わず涙が出て来てしまったのです。
あれは一体、何だったのだろう。
フィナーレは客席と一体になってのカチャーシーの総踊り。
少し泣いたけれど、楽しい楽しいひとときでした。
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