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やがて悲しき…

世間ばなし➁
06 /01 2023
このところいろいろあって、ちょっと疲れちゃって、
それで本日は世間話です。

カンヌ映画祭で北野武さんが新作映画「首」で、万雷の拍手だったそうで…。

大昔、この人の映画を見たら、残虐場面がコマ落としみたいに現れて、
結局、何を言いたい映画だったんだろうということになって、
その後は見る気がしなくなった。

ほかの監督の作品に俳優として出ているときは、
いいね!となるんですけど。

ただ、どの映画の役柄も同じに見えた。

私は映画に詳しくないし凡人だから、
良さがわからないだけかもしれない。きっとそうだろうな。

だって海外のみなさん、あんなに熱狂していたし。

有名俳優を起用して、何本もの映画を制作するって、
すごいお金持ちなんですね。才能もエネルギーも枯渇しないのがすごい。

img20230525_10543581.jpg

で、映画の残虐シーンを背にした北野氏の顔を見ていたら、
なんだかウクライナの大統領とダブってきちゃって…。

ごめんなさいね、おかしなこと思っちゃって。

でも、よその国のお殿様が用意した特別仕立ての「空飛ぶお駕籠」から、
G7の日本国・ヒロシマへTシャツ一枚で現れたのを見たら、

ひょっとしてこれは戦争映画のスクリーンを背にしたお芝居で、
あの悲痛な顔が次の瞬間、
「アッハッハー! みーんなトリックだよ」とお道化出すんじゃないか、と。

こんなことを書くと、「侵略された非常時の国なんだよ。不謹慎な!」と、
お𠮟りを受けそうですが…。
これって、韓国に現れた大統領夫人の美しい装いを見たせいかも。

で、そのお二人の顔にさらに重なったのが、子供の頃観た地方まわり、
そのころはドサまわりと言っていた役者の顔。

なぜこの3人がダブって見えたのか、自分でもわからない。
もしかしたら、
先の二人も芸人出身だから、そういう刷り込みで見ているだけなのかも。


私が住んでいた田舎に大きな製紙工場があって、
そこに芝居小屋があったんです。
芝居小屋といっても歌舞伎座に似た立派なもので、枡席も花道もあった。

格天井には企業の派手な広告が描かれていて、まわり舞台まであった。

まわり舞台は手動式だったから、床下ではおじさんたちが梶棒を持って
ぐるぐる回しているんだと親から聞かされた。

その役者さんたち、興行の前になると舞台衣装を着け、
一座の名を染めた幟を立てて、村のメインストリートをゾロゾロやってきた。

幟には「美空すずめ」とか「中村銀之助」なんていう
当時の有名歌手や俳優の名を寸借したインチキ名が書かれていた。

そうして村中を宣伝して歩くのだが、
太陽に晒されたその顔の気色の悪いことったら。

img20230525_10522788.jpg

男も女も白塗りべったりの顔に真っ赤な口紅。
青やら黒のシャドウで隈取りした中に黄色味を帯びた目。

そういう一団が真っ昼間、わーわードンドコ賑やかにやってくる。

役者が喚くたびに口紅がこびりついた歯がむき出しになり、
安物のカツラが額や耳の境目でフガフガ、パクパク動くので、
その異様さにギョッとなって、私はすぐ家の中へ逃げ込んだ。

夜になると、芝居の幕が開いた。


ほとんどが時代劇で、斬った張ったの大立ち回り。
座長扮する正義の素浪人が、悪人共をバッタバッタと斬り倒す。

小人数の一座だから、
死んだはずの悪人が生き返ってはまた斬られ役を演じるので、
その都度、笑いが起きた。


素浪人は死体が転がる舞台の真ん中に立つと、
血に染まった刀をかざしたまま、静止画像に成り切った。

そのスキを突いて舞台の袖から小走りに現れた悪人が襲いかかる。
観客が「あっ!」と息を飲んだ瞬間、バサリ。
素浪人の刀のほうが一瞬、早かった。


勝新太郎主演。「総天然色」「大映超大作」と銘打った昭和の映画。
「賭場から喧嘩場へ! 腕も上った! 
子分も出来た! 命知らずは寄ってきな!」
と書かれている。
映画

浪人はそのまま円を描くように刀をぐるりと回すと、再び静止画像になり、
首をひねって観客をねめまわしてキッと睨んだ。

すると満員御礼の客席から、万雷の拍手が起きた。
大向こうから声がかかる。


「なかむらやっ!」

無数のおひねり(投げ銭)が舞台めがけて宙を飛ぶ。
おじさんもおばさんも、持参した重箱の御馳走を頬張りながら一斉に叫ぶ。
「ほれぼれするよォー!」「あんた、さっきは後ろも危なかったよォ!」

役者は額に受けた刀傷の偽物の血を滴らせたまま観客席に向き直ると、
ニンマリ笑い、歯をむき出して叫ぶ。

「ありがとヨ!」

最後に子役を出す。これがまた悲しい役柄で…。
その子がたどたどしい声で言う。
「ととさま、かかさまの仇を討ってくれて、ありがとう」

客はもらい泣きしつつ、またも競っておひねりの雨を降らせた。

そしてすべてが終わると、「悪を滅ぼす正義」の舞台は一変。

さっきまで敵同士だった役者たちやあの幼い子役までもが、
おひねりを夢中でかき集めるシーンとなって、現実に戻っていた。


世界の映画監督と大統領閣下には恐れ多いことだけれど、
私にはなんだか、戦後間もない田舎の芝居小屋で、
見得を決めて拍手喝さいを浴びた座長とこのお二人が重なって…。

そんなふうに思うのは、やっぱり変ですよね。

このところいろんなことがあって、ちょっと疲れちゃったせいかも。
そうですよね、きっと。


紙芝居に見入る戦後の昭和の子どもたち。
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「藝能東西」小沢昭一編集・発行 新しい芸能研究室 1976

面白うてやがて悲しき鵜舟かな   芭蕉

    ーーー明るいニュースーー   

心を乱されて疲れちゃった私のために、
そばつぶさんがこんな情報を届けてくれました。


「73歳が石上げに挑戦」

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バナナのその後

世間ばなし➁
02 /20 2023
「盃状穴」、走り続けてくたびれたので、ちょっと小休止。

あのバナナ再び。

昨年11月に、ご近所さんのバナナをご紹介しました。
これです。


20221027_104156.jpg

これを初めて見たとき、
「こんなところにバナナかよ!」と、半信半疑でした。

でもどう見てもバナナだよなぁ。

そこで植物図鑑を見たら、
「日本の平地で見かけるバナナのようなものは、すべてバショウです」
とあったので、


ああ、違ったか。

こちらが「バショウ」です。
CIMG0511_20230201202420a2a.jpg
静岡県富士宮市大晦日・芭蕉天神宮

似てるんです。

でも諦めきれない私。さらに調べたら、
バナナの苞(ほう)は濃いエンジ色、バショウの苞は黄色。
バナナの葉裏には白い粉、バショウの葉裏に粉はない。

ならばこれはバナナじゃないですか!

というわけで、念には念をで、聞き込み開始。
バナナの近くでくつろでいた方にお聞きしたら、


「バショウじゃないよ、バナナだよ」

それからしばらくたして行ってみたら、こんなことになっていた!

20221225_123623.jpg

太い木もバッサリ。

20221225_123742.jpg

うわわわわ。

なんでだよ!と思ったのですが、どうやらこれは冬支度みたい。


20221225_124100.jpg

雪にも氷にも縁がない当地ですが、やっぱり熱帯の植物だからでしょうか。
こんなふうに「防寒着」に身を包まなければ冬を越せないんですね。

それからほかの家でもバナナの木は、
12月に入る前に次々と白い防寒着に身を包んでいきました。

半袖姿の元気な子供たちと白い防寒着をまとった寒がりのバナナの木。

なんとも珍妙な風景ですが、

今年もたわわに実ったバナナ、期待しています。

それにしても、バナナの「家庭菜園」、こんなに流行っていたとは!


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バナナの話&甲斐犬たまちゃんの話

世間ばなし➁
11 /28 2022
\(^o^)/バナナでした!!

ここ数日、私が見たのはバナナかバショウか、悩んでいましたが、
本日、判明しましたので、お知らせします。

「日本でバナナを見たと思ったら、それはバショウなので勘違いしないように」

植物図鑑にはそう書かれているんですよね。

でも、ご近所さんの「バナナ」はバナナの特徴がちゃんとあるんです。


バナナとバショウの違いは主に二つ。

バナナの苞(ほう)は濃いえんじ色で、葉裏には白い粉がある。
バショウの苞は黄色で、葉裏に白い粉はない。

そこで本日、確認のため出かけたら運よく畑仕事のおじさんと、
知り合いのおばさんがおしゃべりを。

二人とも即、「バショウじゃないよ、バナナだよ」


前方を見たら持ち主が庭掃除中。
こちらも即、「バナナです」

そこへ昔職場で一緒だった人が通りかかり、
「バナナだよ。去年は小さい実だったけど今年は豊作」


ワイワーイ!!

でも、「バナナは熱帯の植物なので日本では育たない」とあるし、
そういうバナナが、なんで、ここに


と思ったら、今は露地でもOKの「耐寒性のバナナ」があるとのことでした。

ーーーーー第一話

こんなところに、バナナかよ!

ここには長く住んでいるけれど、こんな光景見たの、初めて。

20221027_104156.jpg

別の場所の川べりに、バナナみたいな木があるなァと思っていたけど、
実がついたのを見たことはなかった。

それがそこからほど近い場所で、
しかも個人宅の庭にバサバサ生えていて、
濃いピンク色の巨大な花の蕾みたいなものがドーンと。

20221125_131043.jpg

その上にバナナみたいなものが…。


こんな形のものが、ざっと見ただけで5本ぐらいぶら下がっていました。

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まだ細いバナナだけれど、だんだん熟れて黄色になって、

そう思ったらなんだか浮き浮き。


上の写真の一か月後のバナナです。ちょっとふっくらした感じ。
20221125_131049.jpg

でもいよいよここも熱帯になったのかと、ちょっぴり心配も。

近くの沼にはカミツキガメが繁殖しているし、
大蛇まで住み着いたら、うかうか散歩もできない…。

そういえば今年の夏は暑かったもんなァと、
青いバナナを見上げながら、
過ぎた夏の日をちょっぴり懐かしく思った冬の初めでありました。



ーーーーー第2話

甲斐犬の「たまちゃん」がお母さんになりました!

寝る子は育つ。みんなマルマル太って、すやすや。
たまちゃん1

お母さんになったのは、
今年6月、拙ブログにご登場いただいたちしゃ猫さんのブログ
「甲ちゃんと一緒 たまちゃんも一緒 いつまでも一緒」

甲斐犬「甲牙くん」の妹、「たまちゃん」です。

8月に出産。

可愛いですねぇ!! 
たまちゃん、すっかりお母さんになって、びっくりするやら嬉しいやら。

凛々しい甲ちゃんとお転婆姫のたまちゃんのことは、
以下の記事でご覧ください。


「奥秩父の力石」

拙ブログへご訪問くださるみなさま、
ぜひ、たまちゃん母子の健康と幸せを見守ってあげてください。

詳しくは、ちしゃ猫さんの下記のブログをご覧ください。


「”たま”ちゃんに赤ちゃんが生まれました」

たまりませんね、このつぶらな瞳。
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みんな、元気にすくすく大きくなってね!

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「ソム・タム」作りました!

世間ばなし➁
10 /22 2022
いつも行く農協の市場に「青パパイヤ」なるものが売っていて…。

これってどうやって食べるのかなあと、いつも気になっていたんです。


で、ブログ「魔女の手紙タイランド」のPERNさんにお聞きしました。

速攻で教えていただいたのが、タイのサラダ「ソム・タム」

翌日、市場へ行き、買ってきましたよ!
ついでにタイの大衆魚のフライも。


パパイヤとフライ

ここでの商品名は「タイ産アジフライ」
アジより淡白な味です。


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さて、本日のメインイベント、いよいよ「ソム・タム」に挑戦です。

まずは材料集め。

このところの急激な物価高で、どれも高~い!

外国産のものにすれば三分の一の価格で買えるけど、
やっぱり国産にこだわりました。


材料

レモンもライムもカボスもいつも常備しているので、
酸味はどれにしようか迷いましたが、
レモンにしました。

このレモン、普通のものとは味も大きさも全然違います。
あの刺すような酸味がなくまろやかで、ものすごくジューシー。

名前の通り、香りもさわやかです。

地元の農家さんのレモンです。

レモン

いよいよ青パパイヤに取り掛かります。

PERNさん、「値段、高いでしょう」と心配してくださったんですが、
市場には大中小とあって、横幅20cmの「中」を選びました。

320円。安いでしょ。地元の農家さんが作っています。

日本の食料自給率はひどい状態。
農協のみかんの選別場も今は空き家。

新茶の季節には香ばしい香りが流れてきた茶工場、今はつぶして宅地に。
研究熱心でまじめな農家さんを育てない日本の政治家に幻滅。


とまあ、愚痴はこれくらいにして、
まずはあく抜き。皮をむいて…。
このパパイヤ、種がありませんでした。

ピューラーなる便利なものがあるそうですが、
長い人生、包丁一本できたから根気よく切りました。

青パパイヤはかぶれるから手袋を着用とネットに出ていたから、
そうしたけれど、面倒くさくなって途中から素手。

痒くもならず一個全部切り、あく抜きをして本日使う分以外は冷凍庫へ。


青パパイヤ

あく抜きの間に、落花生を「タムタム」。乾燥サクラエビを「タムタム」
ニンニクを「タムタム」

私は辛い物がダメなので、赤唐辛子は使いません。

いよいよ調味料の出番です。
ナンプラーなるものを開けたら、「臭い!」


ああ、このにおい、私はダメかもと不安が頭をよぎりました。

でもめげずに分量を減らしたナンプラーにレモン汁、砂糖を入れ、
よく混ぜたら絶妙な味に変わりました。

これをニンニク、落花生、干しエビと混ぜました。

準備が整ったところで、いよいよ最後の仕上げです。


ビニールに青パパイヤを入れて少し「モミモミ」
そこへ今度は「調味料+ニンニクほか」を混ぜたものを半分入れて「モミモミ」

トマトを入れて「モミモミ」
残りの「調味料+ニンニクほか」を加えて、軽く「モミモミ」

できました!

ソムタム

おいしかった!

落花生と干しエビは不可欠な材料であることを実感。

今度は、
青パパイヤに豚肉やニラを使った沖縄レシピの「イリチー」に挑戦します。


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疲れましたァー

世間ばなし➁
10 /07 2022
パソコンに不具合が頻発して…。

まだ3年しか使っていないのにとぼやきつつ、
エラーが出るたびに「困ったときに開く本」やら、ネット検索したりと、
ここ数か月、悪戦苦闘してました。

その前のwindows7はまったく問題なく長年動き続けてくれたが、
10移行で止むなく買い替えた。それがこれ。

しかし、このパソコン、最初からおかしかった。

起動すると中から「ガタン」と音がするし、熱を持ちやすいし動きが遅いし、
欠陥品かなとか、配達の途中で落としたか
なんて思ったりしていたが、案の定、長持ちしなかった。

販売店のにいちゃんから「壊れている。もって来月まで」と言われたが、
それから半年、
エラーが出るたびになだめすかして使ってきて、
今も全く使えないわけじゃない。

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しかし、イライラするのも体に悪い。
自分の年齢を考えれば、頭がしっかりしているうちに買い替えようと、

買いました!!

今度は別のルートで。

届いた段ボールを見て安堵した。

以前の箱は一重の包装だったが、今度は二重になっていて、
配達会社も今までとは別で配達員も丁寧。

そんなわけで、人生最後のパソコンになるだろうなと思いつつ、
設定やらもろもろに取り組みました。

半日もかからずスイスイ。我ながら、「お見事!」


ところが夜、再び開くとメールの画面が黒地に反転。

「ええっ! なんで? 私、変えてなんかいないのに」

おまけに、昼間はあった連絡先の「お気に入り」が消え、
一つのアドレスだけ過去メールの一部しか表示されていない。

写真の引っ越しもダメ。
でもこれは別の方法を考えるとして、

とりあえず、

画面の色や明るさ、文字や矢印の大きさなど、
できる限り使いやすくしようと画面とにらめっこ。


そのうち次々吹き出しが出て、「あれやれ」「これやれ」とうるさい。
ウイルスソフトの期限が近付いていたので、それも購入。

「なんで業者に頼まないの?」と皆さんに不思議がられたが、
年をとってもそこは「女」のはしくれ。

以前、怖い思いをしました。


DSC04207.jpg

最初のころは初期設定は無料だった。
だが、帰り際、
業者の男から突然、「プリンタの設定料5000円」を要求されて仰天。

そんなの頼んでないのにと思ったが、ここは鉄筋長屋の上階で密室。
危険回避に黙って差し出してお帰り願った。


以来、「自分でやる!」ことに決めた。

XPや7は使いやすかったのに、
企業はなぜこんな風に余計なことばかりくっつけて複雑にするのか、
などとブツクサ言いつつ、

これが浮世かご時世かと。

でもやがてその苦労が達成感に変わり、ささやかな自信にもなった。

だが、脳みそが興奮しすぎたのか不眠に陥り、
肩こりと眼精疲労でひどいことに。おまけに食欲まで減退。

そんなこんなで、購入から今日で1週間。

体の不調も少しずつ戻って、今はまだ戸惑いつつもサクサク。


みなさん、こんな中でブログ記事を書き続けた私のがんばり、
褒めてやってくださいね!


励みになります!
※「金子晃之のパソコン修理屋うえまつ」の
  「うえまっちゃん」の口癖が出てしまいました。

次回から長らく中断していた「田畑修一郎」を再開します。

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雨宮清子(ちから姫)

昔の若者たちが力くらべに使った「力石(ちからいし)」の歴史・民俗調査をしています。この消えゆく文化遺産のことをぜひ、知ってください。

ーーー主な著作と入選歴

「東海道ぶらぶら旅日記ー静岡二十二宿」「お母さんの歩いた山道」
「おかあさんは今、山登りに夢中」
「静岡の力石」
週刊金曜日ルポルタージュ大賞 
新日本文学賞 浦安文学賞